拙稿「中世における皇胤の末流「王氏」とその終焉」が掲載されている『十六世紀史論叢』第三号が刊行されました。これで、(自身が把握している限りにおいて)わが学術論文は、六編連続で日本史分野となりました。 『十六世紀史論叢』第三号 市川, 十六世紀史論叢刊行会, 2013年3月 〈小特輯〉中世播磨・備前・美作と赤松氏・宇喜多氏
校正終了後、あらためて拙稿を再読いたしましたところ、焦点が合っておらず散漫な印象を受けました。毎回ながら反省しきりです。 それはともかく、本稿におきましても、『十六世紀史論叢』誌の前号・前々号に所載の拙稿と同様、学界初出の史料を使わせていただきました。御指正いただければ幸いです。 『十六世紀史論叢』誌の申込方法につきましては、編集者である日本史研究者 渡邊大門先生のフェイスブックをご覧ください。 なお、本『十六世紀史論叢』第三号は「中世播磨・備前・美作と赤松氏・宇喜多氏」の小特輯ですが、偶然、拙稿でも、播磨国大部庄の王氏一門について、(わずかばかりですが)言及いたしております。 大部庄の故地には、国宝の木造阿弥陀三尊像と天竺様の浄土堂で名高い浄土寺(兵庫県小野市浄谷町)がありますが、甚だ遺憾ながら、いまだに訪れたことがありません。機会に恵まれましたら、是非とも参詣いたしたいものです。 |