赤坂恒明
「前田本『日本帝皇系図』について」


『埼玉学園大学紀要』人間学部篇 第十七号, 201712月, 一一〜二四頁.

On Nihon-Teiou-keizu held in the Maeda-Ikutokukai Sonkeikaku-bunko


※ 本論文の全文(PDF)は、埼玉学園大学のサイト上に公開されております。
  
http://id.nii.ac.jp/1354/00001113/(36_akasaka.pdf)


【概略】
  前田育徳会尊経閣文庫所蔵の前田本『日本帝皇系図』(または『帝皇系図』)は、本編の皇統(天皇・皇族)系図、および、諸氏系図を中心とする附載諸史料から成り、本編の原本は、後光厳院の大嘗会以降、譲位までの期間(一三五四〜一三七一)に大覚寺統の傍流皇族 邦省親王(花町宮)の関与のもとに編纂され、その後、後小松院在位期の崇光院崩御以前(一三八二〜一三九八)に加筆されたと推定。そして、附載の系図「伯」(花山王氏/源氏)と「高家」(高階氏)等における注目すべき独自の記載を紹介。さらに、大覚寺統を嫡系とする本系図の構図が、中世皇統系図『本朝皇胤紹運録』にも踏襲された可能性が高いと推測。

【目次】
  はじめに
  一 前田本『日本帝皇系図』の内容構成と編纂年代
  二 前田本『日本帝皇系図』附載「伯」系図
  三 前田本『日本帝皇系図』における注目すべき記載
  四 前田本『日本帝皇系図』と邦省親王家(花町宮)
  おわりに
  注

【キーワード / Key words
 帝皇系図, 本朝皇胤紹運録, 花町宮邦省親王, 花山源氏白川家(伯家), 高階氏
 The Teiou-keizu, The Honchou-kouin-shou’unroku, Hanamachi-no-miya Kunimi-shinnou, Kazan-genji Shirakawa-ke (Hakke), Takashina-shi



赤坂恒明のページに戻る。