第一部 研究編
序章 | 2-6 |
第一章 | ジュチ裔についての系譜資料 | 7-61 |
第一節 | 『集史』と『五族譜』 | 7-32 |
(一) | 『集史』「ジュチ紀」文章系譜 | 9-20 |
(二) | 『集史』「ジュチ紀」系図と『五族譜』ジュチ分支 | 20-32 |
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第二節 | 『ムイッズル=アンサーブ』ジュチ裔系図 | 32-50 |
第三節 | 『勝利の書なる選ばれたる諸史』「ジュチ紀」 | 50-61 |
第二章 | ジュチ裔諸政権の王統と、史料についての諸問題 | 63-119 |
第一節 | ジュチ裔諸政権の王統 | 63-90 |
第二節 | 系譜史料におけるジュチの諸子に関する記載 | 91-105 |
第三節 | ウテミシュ=ハージーの『チンギス=ナーマ』の史料性 | 105-119 |
第三章 | 成立期〜十四世紀前半におけるジュチ・ウルス | 121-212 |
第一節 | ジュチ・ウルスの分民と国家構造 | 121-136 |
第二節 | 左翼 ── オルダ・ウルス ── | 136-175 |
第三節 | 右翼 ── ノカイとその諸子 ── | 175-191 |
第四節 | 「クルムシの諸子」の万戸 | 191-212 |
第四章 | 十四世紀中葉以降のジュチ・ウルス
── ジュチ裔諸政権の展開 ── | 213-246 |
第一節 | 十四世紀中葉〜十六世紀初におけるウズベク
── イスラーム化後のジュチ・ウルスの総称 ── | 213-236 |
第二節 | 「金帳汗国(キプチャク汗国)」という概念 | 236-246 |
終章 | 247-253 |
注 | 255-305 |
略系図 | 306-307 |
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