赤坂恒明
 
前近代傍系皇族・皇胤研究
 
市川、志学社、二〇二五年六月
 
ISBN 978-4-909868-16-9
https://shigakusha.jp/2025/07/03/book015/




正誤表





「版元ドットコム」に学術論文集の近刊情報が公開されていることを知人から教えていただきました。

前近代傍系皇族・皇胤研究 赤坂恒明(著) - 志学社 | 版元ドットコム
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909868169

ゼンキンダイボウケイコウゾクコウインケンキュウ
前近代傍系皇族・皇胤研究

アカサカツネアキ
赤坂恒明(著)
発行:志学社
四六判 400ページ
定価 5,300 円+税 5,830 円(税込)
ISBN978-4-909868-16-9

発売予定日 2025年6月30日
登録日   2025年5月23日
最終更新日 2025年5月23日

紹介
天皇については膨大な研究の蓄積があるが、天皇から分岐した傍系皇族・皇胤については先行研究が非常に少ない。本書は、陽成天皇の子孫とする説が有力であった清和源氏、実体不明であった冷泉源氏、六波羅攻めの但馬宮、美濃の南朝軍を率いた尾崎宮、出雲国に足跡を残す大覚寺統の土御門宮(柳原宮)、史上唯一の「戦国期在国皇族領主」の遠江木寺宮、伊勢奉幣の「使王」とその代役「使王代」その他に関する論考を集録し、天皇制を周縁・外縁から相対化することを試みる、前近代皇族史研究の基礎となるべき論文集である。

 これを見て、著の発売予定日が2025630日であることを知りました。
 オビの宣伝文には「待望の論文集」とありますが、どなたさまに「待望」していただけるのでしょうか(笑)。
2025.5.23.記)



日本史分野での既発表の拙稿のうち、皇族・皇胤に関する論考を集録した学術論文集が、令和七年(二〇二五)六月三十日付で刊行されました。
 
前近代傍系皇族・皇胤研究
赤坂恒明
『前近代傍系皇族・皇胤研究』
(市川、志学社、二〇二五年六月)
 
 本書は、前著『「王」と呼ばれた皇族 古代・中世皇統の末流』(東京、吉川弘文館、二〇二〇年一月)の研究編とも言うべき学術書です。
 税込み5830円と、偶然ですが鉄道(特に国鉄)好きには大変に覚えやすい数字並びの価格となっております(本体価格は5300円)。学術書としては相対的に廉価とはいえ、それでも価格は5000円台で、また、内容も非常に堅い学術書であるにもかかわらず、売れ行きはなかなか好調との由で、著者としては誠にありがたいことでございます。
 表紙の装丁は、紺地に金文字で国立公文書館(内閣文庫)所蔵『山科家古文書』「応永三十年五月日付 柳原宮雑掌定勝申状案」をあしらった甚だ格調が高いもので、デザイナーは、『ケロロ軍曹』各巻(Kadokawa Comics, 199911月〜)単行本の表紙も手掛けていらっしゃる柳谷志有(nist)氏(https://nist.me/)。
 前著『「王」と呼ばれた皇族』の装丁もそうですが、やはりプロのデザイナーの仕事は「違い」ます。当初は、経費節減のため白表紙となるのもヤムナシと考えておりましたので、素晴らしい装丁を拝し、たいへんに忝く存じます。
 ともかく、本書所収の初出論文執筆で御世話いただきました方々、志学社をはじめとする出版関係者、そして、本書をお買い上げになられた読者の皆様に、心より御礼を申し上げます。
(令和七年七月七日記)



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