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日本史史料研究会 編
『日本史のまめまめしい知識』第2巻
（ぶい＆ぶい新書0002）
（岩田書院、二〇一七年五月）
[ISBN 978-4-86602-803-3 C0021]
Ⅰ 歴史の常識
1 西光三 「その名は尊し ─将軍御印判に刻まれた文字から考える─」
2 佐々木倫朗「慶長五年伏見城攻防戦と醍醐寺義演」
3 森幸夫 「兼好法師と斎藤基任 ─『徒然草』第四十段のことなど─」
4 浅野友輔「戦国期における大名間の和平と「天下」 ─戦国期室町将軍と織田信長による調停─」
5 亀田俊和「軍忠の基準」
6 竹村到 「江戸時代における埋蔵金発掘 ─結城晴朝の埋蔵金をめぐって─」
7 池田敏宏「最澄・空海の交流～訣別 ─両者の心の繋がりが無くなったのはいつか─」
8 細川重男「怒って、そっこー！ 殴り込み」
9 永井瑞枝「古代日本における律の編纂とその意義 ─日唐律の比較を通して─」
Ⅱ こだわりの史実
10 海津一朗「天皇の忠義 ─新田義貞「北陸朝廷」の真相─」
11 千葉篤志「佐竹義重の渾名についての小考」
12 久水俊和「江戸時代の大嘗祭復興の決め手は裏帳簿」
13 山田徹 「室町時代における大名層の生年・年齢」
14 赤坂恒明「越後高田の瑞泉寺に降嫁した鏞宮（政子女王）について」
15 石渡洋平「千葉親胤殺害事件考」
16 山野龍太郎「秩父重綱と「武蔵国留守所惣検校職」」
17 盛本昌広「五郎丸の墓の謎」
18 岡田謙一「細川持元小考」
19 中脇聖 「土佐一条房冬と禁裏・古岳(嶽)宗亘の関係をめぐって」
Ⅲ 史料と向き合う
20 鈴木由美「戦うお坊さん ─東大寺西室院院主顕宝の挙兵─」
21 木下龍馬「安達泰盛の息子・修道房と霜月騒動に関する一史料」
22 村上弘子「『高野春秋編年輯録』と著者懐英」
23 渡邊大門「『黒田家譜』の史料性」
24 白峰旬 「江上合戦における戦闘状況について」
25 関口崇史「再建される庚申塔」
26 宮野純光「結衆寺院の調査と資料の伝来」
27 生駒哲郎「司馬遼太郎と平泉澄が語る山崎闇斎」
28 大嶌聖子「松平家忠の日常 ─「家忠日記」の原本の読み解きから─」
29 小野澤眞「『ロドリゲス日本大文典』における書札礼からみた仏教界」
30 読者のページ
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